はじめに
「部屋がなんだかごちゃごちゃして落ち着かない…」
「物を減らして、もっと身軽に暮らしたい」
そんなふうに感じたことはありませんか?
最近では、SNSや本などで“シンプルライフ”という言葉をよく目にするようになりましたよね。たくさんの物に囲まれて生きるのではなく、自分にとって本当に必要なものだけを選び、軽やかに暮らすスタイル。ちょっと憧れるけど、「どこから手をつけたらいいのか分からない…」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際にさまざまな物を手放していく中で暮らしが大きく変わった実体験をもとに、少ない物で豊かに生きるヒントをご紹介します。
筆記用具や読みかけの本、ラグや洗剤など、毎日の暮らしに当たり前のようにあるもの。
それらを少しずつ見直して手放していった結果、掃除がぐっと楽になり、部屋も気持ちもすっきり整っていったのです。
「なんだか最近、暮らしが重たいな…」と感じている方にこそ、読んでほしい内容です。
読むだけで“片付けたいスイッチ”が入るかもしれませんよ。
それでは、暮らしが軽くなる小さな工夫を一緒にのぞいてみましょう!
1. 思い切って手放したものたち
「これ、いつか使うかも…」
そう思ってとっておいた物って、実はもう何年も使ってなかったりしませんか?
ここでは、実際に手放してよかった!と感じたアイテムをいくつかご紹介します。どれも「当たり前のように家にあったけど、なくても困らなかったもの」ばかり。手放すことのハードルが、きっと少し下がるはずです。
■ お気に入り以外の筆記用具
文房具って、気づいたらどんどん増えていきますよね。
使いかけのペン、書き心地がイマイチなボールペン、何本もあるシャーペン…。筆箱や引き出しにぎゅうぎゅうに詰まっていたものを見直し、「本当に好きで使っている数本」だけを残しました。
結果、探し物が減り、デスクまわりもスッキリ。お気に入りだけを使う毎日は、それだけでちょっと気分が上がります。
■ 古いタオルや思い出のメディア
「掃除に使おう」と思って取っておいたボロボロのタオル。
「学生時代の思い出」として残していたMDやCD。どれも、何年も出番がないまま放置されていました。
そこで思い切って、“今、使って手放す”ことに。
タオルはすぐ掃除に使って処分し、MDとCDは厳選したものだけを思い出として残しました。
今はサブスクで音楽も聴ける時代。形に残るものは最小限にして、思い出は心に残す。そんな切り替えができた瞬間でした。
■ 未読の本・雑誌たち
「読もうと思ってたのに、まだ読んでない…」
そんな本や雑誌が、本棚の大半を占めていたことに気づきました。
読み終えるプレッシャーや、積んであるだけで感じるごちゃごちゃ感。それを手放したことで、頭の中もスッキリした気分に。今は、図書館を活用して“必要なときに読む”スタイルに変わり、買うのは「何度も読み返したい本」だけになりました。
■ 空き缶・瓶・箱のコレクション
「可愛いから、いつか何かに使えそう…」と取っておいた空き缶や箱、瓶たち。
でも、現実はほとんど使わないまま、棚や収納スペースの奥に眠っているだけでした。
その「いつか」のためにスペースを取られていたことに気づき、「今、使ってないなら手放そう」と決意。見た目の可愛さより、空間のゆとりを選びました。
■ そして…合計はゴミ袋10袋分!
こうして少しずつ手放していったら、最終的に出たのは45リットルのゴミ袋10袋分!
最初は腰が重かったけれど、「体を動かせるうちにやってよかった」と心から思える結果になりました。

ものを手放すことは、ただの片付けではありません。
それは、これからの自分のための“暮らしの再設計”。
そして、家族があとあと困らないようにする、やさしさでもあります。
2. 掃除がラクになる“暮らしの仕組み”とは?
物を減らすことで、実は掃除の手間がびっくりするほど減るって知っていますか?
家の中にモノがたくさんあると、それだけ“どかす→掃除する→戻す”の手間が増えてしまいます。でも、そもそも掃除の邪魔になるモノがなければ、掃除はササッと終わるんです。
ここでは「暮らしを軽くするために手放したアイテム」や「見直した家事の仕組み」をご紹介します。
■ ゴミ箱は2カ所だけでOKだった!
かつては、各部屋にゴミ箱がありました。便利なようでいて、実はゴミを集める手間が多く、ゴミ箱そのものの掃除も大変…。
そこで思い切って、洗面所とキッチンの2カ所だけにゴミ箱を集約してみたところ、これが大正解!
最初はちょっと不便かな?と思っても、すぐに慣れてしまいます。
むしろ、部屋の見た目もスッキリして、ゴミの管理がぐっと楽になりました。
■ 排水溝のフタ、いらなかったかも?
お風呂、洗面所、キッチン…どこにでもついていた排水溝のフタ。
実は、これがぬめりやカビの温床になっていたことに気づきました。
そこで思い切って、すべてのフタを外し、掃除しやすい代替品にチェンジ。
掃除が格段にしやすくなり、手間も半分以下に。ついでにストレスも半減です。
■ ラグを手放したら掃除がスイスイ!
玄関、トイレ、洗面所、キッチン。あちこちに敷いてあったラグやマットたち。
おしゃれだけど、実は洗濯の手間がかかるし、ホコリも溜まりやすく衛生的にもちょっと不安…。
思い切って全部手放してみたら、フローリングの床掃除が断然ラクに!
床をさっと拭くだけで清潔を保てるのは大きなメリットです。
ちなみに、ペットの滑り止めとして小さなラグはひとつだけ残していますが、こちらも素材を見直し中です。
■ 洗剤を“4つだけ”にしてみた
かつては、場所ごとに置かれた専用洗剤の数々。
でも、実は全部使いこなせず、ボトルにホコリがたまる一方…。
現在は、用途の幅が広い4つの汎用洗剤だけに絞りました。
たとえばキッチンハイターは、お風呂やトイレにも活用。濃度を変えたり、組み合わせたりして調整しています。
さらに、食器用と手洗い用を1つの石鹸にまとめたことで、洗剤の在庫管理も超ラクに!
■ なくすことで「快適」が増える
当たり前に家にあると思っていたものを見直すことで、
掃除の“めんどくさい”が“気持ちいい”に変わっていきました。

やみくもに捨てるのではなく、「なくても困らない」「むしろない方がいい」と気づくこと。
これが、快適な暮らしの近道かもしれません。
3. 洋服・靴・バッグの最適化で“自分らしさ”が見えた
クローゼットや玄関、いつの間にか物でパンパンになっていませんか?
「着る服がない…」なんて思いながら、実は“着ない服”に場所を取られている。
そんな経験、きっと誰にでもあるはず。
ここでは、1年かけて洋服・靴・バッグを徹底的に見直した体験をご紹介します。
物を減らすことで、意外にも“自分らしさ”が見えてきたんです。
■ 洋服は約10着。少ないけれど困らない!
最初は「減らしすぎたら着回しできないのでは?」と不安でした。
でも実際は、毎日着たいと思える服だけが揃っていることで、朝のコーディネートがサクサク決まるように。
持っている服の数は、約10着に。
どれもお気に入りだから、着るたびにちょっと気分が上がるんです。
■ 靴は4足、バッグは2つに厳選
「今日はどの靴にしよう?」と悩むこともなくなり、靴は4足だけに。
季節やシーンに合わせて使い回せるラインナップに絞りました。
バッグも、普段用とお出かけ用の2つに。
収納スペースにも余裕ができて、出し入れもスムーズです。
■ 衣替えが不要に!クローゼットが快適空間に
物を減らしたことで、なんと衣替えが不要になりました!
シーズンごとの入れ替え作業がなくなったのは、本当にラク。
それに、クローゼットに風が通るようになり、防虫剤すら必要なくなったんです。
開けるたびに「気持ちいい」と感じられる空間に生まれ変わりました。
■ 減らすことで、自分らしさが見えてくる
「服を減らすと、個性がなくなりそう…」そう感じていた時期もありました。
でも実際は逆でした。
たくさんある中から“なんとなく”選ぶのではなく、自分が本当に好きな質感やデザインに向き合うことで、「これが私らしさかも」と気づけたんです。

手放す過程は、自分自身を思い出す旅のよう。
選び抜かれたお気に入りに囲まれる暮らしは、以前よりずっと気分がいいんですよ。
4. 色を絞って部屋が整う魔法
「なんだか部屋が落ち着かない…」
そんなときは、もしかしたら“色”が原因かもしれません。
家具や雑貨、ファブリック。気に入って選んだはずなのに、色がバラバラだと空間にまとまりがなく、視覚的なノイズが生まれてしまいます。
そこで試したのが、“色をしぼる”という方法でした。
■ 色数を減らすだけでおしゃれ空間に!
あるとき知った「白・黒+3色までに抑えるとホテルライクな空間になる」という情報。
センスに自信がなくても、このルールに沿うだけで不思議とまとまりが出てくるんです。
そこで我が家では、ベースカラーにグレーと濃い茶色を選び、差し色にグリーンを加えることにしました。
■ まずは“出しっぱなしの生活感”を隠すところから
いきなり全部を買い替えるのは大変なので、まずは生活感が出ているアイテムを隠す・しまうことから始めました。
洗剤ボトルや食品パッケージなど、色が主張していたものを詰め替え容器や収納ケースに変更。
視界に入る色数を減らすことで、部屋がすっきり見えるようになりました。
■ 使う色が決まっていると、モノ選びが楽になる
インテリア雑貨や収納グッズを選ぶときも、色が決まっていることで迷わなくなりました。
「これは我が家の色じゃないな」と判断できるから、無駄な買い物も防げます。
しかも、買い足すたびに部屋に統一感が生まれていくので、**“整っていく心地よさ”**も感じられるんです。
■ 色をしぼることで、空間が広く感じられる
ごちゃついていた頃に比べて、部屋の“余白”がぐんと増えたように感じます。
実際の広さは変わらないのに、視覚的なスッキリ感が空間の印象をガラッと変えてくれるんです。
「なんだか居心地がいいな」と思える場所に、自分で整えられたという満足感も大きな変化でした。
5. 手放すことは、家族への思いやりでもある
「自分のために片付けている」
そう思って始めたモノの見直し。でも、やっていくうちに気づいたんです。
手放すことって、未来の自分や家族のためでもあるんだなって。
■ 今できるうちにやっておいてよかった
重たい物を持ち上げたり、棚の奥を整理したり。片付けって、意外と体力を使います。
だからこそ、「体が動く今のうちにやってよかった」と心から思いました。
先延ばしにしていたら、年齢を重ねたときに「もう無理かも」と諦めていたかもしれません。
そして、家の中が整っているということは、これからの人生をもっと自由に楽しめる準備ができたということでもあるんです。
■ 家族に迷惑をかけない“優しさ”の片付け
自分が大切にしてきたものでも、他の人にとっては価値が分からないこともあります。
将来、自分に万が一のことがあったとき、たくさんのモノを残された家族が「これどうしよう…」と悩むのって、ちょっと切ないですよね。
だから今、要らないものは手放しておく。
大切なものは「なぜそれを残すのか」まで伝えておく。
それって、家族への思いやりにもつながるんです。
■ これからを“身軽に生きる”という選択
ものを減らすことは、決して寂しいことではありません。
むしろ、本当に必要なものや大切な人との時間に集中できる豊かな選択。

「身軽って、こんなに心地いいんだ」
そう感じたとき、モノに囲まれすぎていた頃の自分を、ちょっとだけ笑ってしまいました。
まとめ
「いつか使うかも」と取っておいたものたち。
それらを手放してみたら、暮らしも気持ちも、想像以上に軽やかになりました。
たとえば、
✔ お気に入りだけを残した文房具でデスク周りがスッキリ
✔ ゴミ箱や洗剤を見直して掃除がラクに
✔ クローゼットの最適化で朝の準備が快適に
✔ 色をしぼった部屋づくりで心まで整う
✔ モノを減らすことで家族にもやさしくなれる
こんなふうに、「持ちすぎていたこと」に気づくだけで、暮らしは確実に変わっていきます。
もちろん、最初から完璧にやる必要はありません。
まずは一つ、“今いらないかも”と思えるものを見直してみるところからで大丈夫。
手放すことは、何かを失うことじゃなく、これからの自分を大切にすること。
その一歩が、あなたの暮らしをもっと心地よく変えてくれるかもしれません。
よくある質問
- Qもったいなくて捨てられません…どうしたらいいですか?
- A
その気持ち、よく分かります。
でも「使わずに眠っている物」は、実は“今の自分にとっては不要”なものかもしれません。
どうしても迷う場合は、「期限を決めて保留ボックスへ」がオススメ。1〜2ヶ月使わなければ、手放しても後悔しないかもしれませんよ。
- Q家族がなかなか協力してくれません…
- A
無理に巻き込もうとせず、まずは自分のスペースから整えることが大切です。
自分だけがスッキリして心地よく過ごしている姿を見せることで、家族も「ちょっとやってみようかな」と思ってくれることがありますよ。
- Qモノを減らしたあと、また増えてしまいそうで不安です。
- A
減らすことと同じくらい大事なのが「増やさない習慣づくり」です。
買う前に「本当に必要?」「代用できない?」と問いかけてみるクセをつけましょう。
また、“収納に空きがある=入れていい”ではなく、“空いているからこそ気持ちいい”という考え方に変えると、自然と物は増えにくくなりますよ。





