洋服は少なくても豊かに暮らせる|100着から20着に減らして得た5つの工夫

シンプルライフの考え方

はじめに|洋服を減らしたら、暮らしが驚くほどラクになった話

朝、クローゼットの前で「今日なに着よう…」と悩んでしまうこと、ありませんか?
気づけば服はたくさんあるのに、なぜか「着たい服」が見つからない——そんな日々が続いていました。

以前の私は、気に入った服があるとすぐ買ってしまい、気づけば100着以上の洋服がぎゅうぎゅう詰めに。でも実際に着ていたのは、ほんの数着だったんです。

そんな私が、服を20着だけに減らす決断をしたのは、「もっと軽やかに暮らしたい」と思ったのがきっかけでした。

最初はちょっと勇気がいりましたが、減らしてみてビックリ。
毎朝の支度はラクになるし、部屋はスッキリ。しかも不思議と気持ちまで整うんです。

この記事では、私が実際に100着から20着へと服を減らす中で気づいた「5つの工夫」をご紹介します。
どれも今日からすぐに試せることばかり。ムリせず、楽しく服を減らしたい方にぴったりの内容になっています。

「少ないけれど、ちゃんと満たされている」
そんなクローゼットを、一緒に目指してみませんか?


1. 楽しさから始めよう|“ごっこ遊び”感覚で気軽にスタート

服を減らすというと、「片付けしなきゃ…」「捨てるの面倒…」と、ついネガティブな気持ちになってしまいがちですよね。
でも、それではなかなか重い腰が上がりません。

そこでおすすめなのが、まずは楽しむことから始めるということ。
たとえば、

  • お気に入りの音楽をかけてノリノリでやる
  • 鏡の前で「今日はモデル気分♪」とポージングしてみる
  • ファッション誌の編集者になった気分で「ベストコーデを選出」する

…そんな**“ごっこ遊び”感覚**でスタートしてみると、びっくりするくらい気分が変わります。

服の整理は、自分の“好き”や“似合う”を再確認するチャンス。
「この服、やっぱりテンション上がるな」「これは似合わないけど、昔の思い出があるな」といった発見も出てきます。

そうやって、自分の持ち物とちょっとだけ遊ぶような気持ちで向き合うことで、服を減らすことが義務じゃなくなり、前向きで心地よい時間に変わっていきますよ。


2. 「これが私」な1コーデを決める|“残したい”から考える服の整理

服を整理しようとすると、多くの人が「どれを捨てるか?」を考えがちです。
でも実は、“捨てる基準”より“残す基準”のほうがずっとラクなんです。

そこでやってみてほしいのが、「これが私らしい!」と思える1コーディネートをまず決めること。

たとえば、こんな感じです:

  • デニムジャケット
  • 白Tシャツ
  • 黒のテーパードパンツ
  • 白スニーカー
  • キャンバストートバッグ

この1セットが「今の自分にフィットしてる」と思えたら、それを基準に他の服を見ていきます。
「このパンツ、さっきのコーデに合わせられるかな?」
「このスカートは…ちょっと雰囲気が違うかも?」といった感じで、判断がしやすくなります。

さらに、整理の際に便利なのが**“立てて並べる収納”**です。
服を引き出しに重ねてしまうと、下にある服を忘れてしまいがち。でも、立てて並べれば一目で全部の服が見えるので、「どんな服があるか」がパッとわかるようになります。

こうして、自分の「これ!」を軸にすると、整理が一気にスムーズに。
何より、残った服たちは全部“お気に入り”。着るたびに気分が上がるクローゼットになりますよ。


3. 1コーデを起点に増やしていく|“枝分かれ式”に広げていく発想

選んだ「これが私!」な1コーデ。
それを**クローゼットの“軸”**にして、少しずつ着回しの幅を広げていきましょう。

やり方はとてもシンプル。
選んだ上着とボトムス、それぞれに合わせられる服を2点ずつ追加するだけです。

たとえば、

  • デニムジャケットに合うインナーを2枚(ボーダーTシャツ、タンクトップなど)
  • 黒のパンツに合うトップスを2枚(シャツブラウス、薄手ニットなど)

このたった4枚を加えるだけで、コーディネートは一気に6〜9通りに!
1週間の着回しはこれで十分まかなえます。

ポイントは「兼用」と「バランス」

服を選ぶときは、「部屋着にもなる」「ちょっとした外出にも使える」といった兼用できるアイテムを意識しましょう。

たとえば、

  • ゆったりしたワンピース → 家の中でもラク、出かけるときは小物で引き締め
  • 厚手のカットソー → 1枚でも羽織りにもなる万能選手

また、全体の雰囲気も「カジュアルすぎず、キレイめすぎず」、中間のテイストを意識すると、シーンを問わず着られるコーデが作れます。

こうして“1コーデ”から少しずつ派生させていくと、少ない服でも「いつも違う私」を楽しめるようになりますよ。


4. 「保留袋」で迷いを整理する|“納得して手放す”ためのワンクッション

服の整理をしていると、必ず出てくるのがこういう服たち:

  • 「まだ着られるし、もったいない…」
  • 「あまり着てないけど、高かったんだよな」
  • 「これは…うーん、ちょっと迷う…」

こうした“判断に迷う服”をいきなり手放すのって、やっぱり勇気がいりますよね。
そこでおすすめなのが、「保留袋」を用意すること。

やり方はかんたんです。

  1. 迷った服は一時的に「保留袋(または箱)」に入れる
  2. そのまま3ヶ月間、クローゼットとは別の場所で保管しておく
  3. 期間中に一度も取り出さなかったら…その服は、なくても困らなかった証拠!

この「時間をおいて見直す」ステップをはさむことで、手放すときに「やっぱりいらなかったな」と納得感をもって整理できます。
無理やり捨てるよりも、気持ちがラクになりますよ。

また、保留袋を活用すると、「あとで見返せる」と思えるので、片付けのスピードも上がります。
悩んだら“保留”に入れる。シンプルだけど、とっても効果的な方法です。


5. 「なんか違う」を拾う感覚を大切に|“違和感”が自分らしさのヒントになる

服を減らしてクローゼットがスッキリすると、それだけで大きな達成感があります。
でも、大切なのはそこから先。その心地よい状態をどうキープするかです。

そのために意識したいのが、日々の中でふと感じる「なんか違うな」という小さな違和感。

たとえば、

  • 着ていて「袖がちょっと長すぎるな…」と感じた服
  • 「色は好きだけど、ちょっと暑苦しいかも」と思った素材
  • 「気分が乗らないな」と感じたコーディネート

こういった違和感をそのまま流さずにキャッチすることが、自分らしいクローゼットを育てるカギになります。

服の数を減らしたことで、1枚1枚への意識が高まり、「本当に好きなもの」「自分に合うもの」がより明確になっていくんです。

すると、なんとなく買うことが減って、**“じっくり選ぶ楽しさ”**が生まれてきます。

最終的には、こう思えるようになります:

「これしかない」じゃなくて、
「これだけで十分、私は満たされている」

少ないけれど、自分らしさが詰まったクローゼット。
それは、毎朝の気分を上げてくれるだけでなく、暮らし全体を軽やかに変えてくれる存在になりますよ。


まとめ|少ない服で、心も暮らしも軽くなる

洋服を100着から20着に減らしてみて気づいたのは、「服が少ないからこそ、毎日がスムーズになる」ということ。

  • 選ぶ時間が短くなる
  • どの服もお気に入りだから、着ていて気分がいい
  • 衝動買いが減り、本当に必要なものが見えてくる

そして何より、「これだけで十分幸せ」と感じられるようになったことが、いちばんの変化でした。

今回ご紹介した5つの工夫は、どれも気軽に始められるものばかりです。
楽しむ気持ちを大切に、自分らしい“ミニマルクローゼット”をつくっていきましょう。

きっとその先には、モノだけじゃなく心まで整った暮らしが待っていますよ。


よくある質問

Q
服を減らしたいけど、また増えてしまいそうです…
A

「買う前にひと呼吸」がカギです。
新しく服を買う前に「この1枚、本当に今のクローゼットに必要かな?」と一度立ち止まってみてください。すでに持っている服と組み合わせられるか、似たものを持っていないかを考えると、衝動買いを防げます。「1枚増やすなら1枚手放す」ルールもおすすめです。

Q
仕事用とプライベートの服は分けるべきですか?
A

なるべく“兼用”できるアイテムが理想です。
たとえば、シンプルなシャツやパンツは、ジャケットを羽織れば仕事着、カーディガンに変えれば普段着としても活躍します。「きれいめカジュアル」を意識すると、少ない枚数で幅広く対応できますよ。

Q
家族がなかなか服を減らしてくれません…
A

まずは自分だけで試してみるのが一番です。
自分のクローゼットがスッキリして気持ちよくなった姿を見せることで、自然と興味を持ってくれることもあります。「一緒にやろう」と誘うより、「わたしはこうしてみたよ」と共有するだけで、家族の意識が変わるきっかけになるかもしれません。