はじめに|散らかりにくい家づくりのコツとは?
「気づけば部屋が散らかっている…」「片付けてもまたすぐ元通り」──こんな経験はありませんか?
実は、片付けや掃除がうまくいかないのは「性格」や「やる気」の問題ではなく、暮らしの仕組み作りに原因があることが多いんです。
たとえば、ものに定位置がなかったり、床に物が置かれていたりすると、自然と散らかりやすくなります。逆に、ちょっとした収納の工夫や習慣を身につけるだけで、散らかりにくく掃除もラクな家に近づけるんです。
この記事では、私が実際に続けている 収納の工夫と生活習慣 をまとめてご紹介します。
忙しい毎日の中でも無理なく実践できる内容ばかりなので、「片付けが苦手」「家族がいてすぐに散らかる」という人にも役立つはずです。
「すっきりした部屋をキープしたいけれど、どうすればいいかわからない」
そんな方にとって、この記事がヒントになればうれしいです。
1. ものの定位置をつくるコツ
部屋が散らかる大きな原因のひとつは、ものの住所が決まっていないことです。
使ったあとに「どこに戻そうかな?」と迷ってしまうと、そのまま出しっぱなしになりがち。定位置を決めるだけで散らかりにくさがぐっと変わります。
家族みんながわかる場所に
収納は自分だけがわかればいい、と思いがちですが、家族と一緒に暮らしている場合はそうはいきません。家族みんなが迷わず戻せるように、ラベルを貼ったり、写真をつけたりするのがおすすめです。特に子どものおもちゃや文房具は「ここに戻せばいいんだ」とひと目でわかる仕組みがあると片付けやすくなります。
「使う場所の近くに置く」が基本
キッチンで使うものはキッチンに、リビングで使うものはリビングに置く。あたり前のようですが、意外とできていないことも多いポイントです。たとえば、ハサミやペンを電話の横に置くだけで、宅配のサイン時に探す手間がなくなります。

ジャンル分けを細かくしすぎると、逆に片付けが面倒になってしまいます。「ここにざっくり入れるだけ」という引き出しやボックスを作っておくと、忙しいときでも無理なく続けられます。
2. 「すぐやる」習慣で散らかさない
片付けが苦手な人ほどやってしまうのが「あとでやろう」です。
ですが、この「あとで」は永遠に来ないことが多いんですよね。気づいたときには、テーブルや棚の上に山積み…なんてことも。そこで意識しているのが “すぐやる習慣” です。
郵便物や書類はその場で仕分け
ポストから持ち帰った郵便物は、テーブルに置かずその場で処理。
必要なものと不要なものをすぐに分け、いらない紙は即ゴミ箱へ。溜め込まないのが鉄則です。
荷物は届いたらすぐ開封
宅配便の段ボールを放置すると、部屋が一気に雑然とします。届いたらすぐに開けて中身を定位置へ。段ボールはその場でたたんで資源ゴミへ出せば、視界もスッキリします。
ゴミや不要品は「今」捨てる
「あとで捨てよう」と思ってとりあえず置いたペットボトルや空き箱…。これが積もって部屋を散らかす原因になります。気づいた瞬間に捨てるルールを作れば、余計な物は増えません。
買い物帰りも“秒で戻す”
買った食品や日用品は、帰宅したらそのまま定位置に。袋のまま置いてしまうと、そのまま忘れてしまったり、二重買いの原因にもなります。
3. ストック・在庫の持ち方
部屋が散らかる原因のひとつに、モノの持ちすぎがあります。特に日用品のストックは「安かったから」「いつか使うから」とつい増やしがち。でも気づけば収納からあふれていた…なんて経験ありませんか?
買いすぎを防ぐルールをつくる
特売やまとめ買いは魅力的ですが、収納スペースを圧迫すると逆効果です。私は「今ある在庫がなくなる直前に買う」と決めています。シャンプーや洗剤は“常に1本予備”をルールにすれば、在庫管理がとてもシンプルになります。
詰め替えやすい容器を選ぶ
詰め替え作業が面倒だと、中途半端に余りが出て棚に放置されがちです。そこで、最後まできっちり使い切れる容器や、サイズぴったりの詰め替えパックを選ぶのがおすすめ。無駄が出ないのでストックの管理もラクになります。
「もらい物ゾーン」を確保する
思いがけず増えるのが、いただき物の食品や試供品。これが収納を乱す原因になることもあります。私はキッチンや洗面所に“もらい物専用スペース”を小さく作り、そこから先に使うようにしています。

こうすれば、どこかに埋もれて存在を忘れることもありません。
4. 収納用品の選び方
片付けをラクにするためには、収納用品の選び方もとても大事です。見た目がそろうだけでスッキリ感が増し、掃除もしやすくなります。
色や素材をそろえて統一感を出す
収納グッズをバラバラに買うと、どうしても見た目がごちゃついてしまいます。白や透明など、ベーシックな色でそろえるだけで清潔感がアップ。素材もプラスチック、布、木製など統一すると空間に落ち着きが出ます。
使う人に合わせた高さと配置
収納は「使う人がラクに出し入れできるか」が最優先。子どもの物は子どもの手が届く高さに、大人の物は視線の高さに配置するとストレスが減ります。家族が自然に片付けられるようになるので、散らかり防止にも効果的です。
高い場所には軽くて取っ手付き
棚の上など高所に置く収納は、軽くて取っ手があるボックスがおすすめ。踏み台なしでも取りやすく、落下しても安全性が高まります。
水回りには水に強い素材を
洗面所やキッチン下などの湿気が多い場所では、プラスチックやステンレスなど水に強い素材を選ぶと長持ちします。逆に布や紙素材はカビやすいので避けた方が安心です。
5. 床に物を置かない工夫
部屋を散らかりにくく、さらに掃除しやすくする最大のポイントは、床に物を置かないことです。床がスッキリしているだけで、見た目の清潔感もぐんとアップします。
床置きゼロを意識する
つい脱ぎっぱなしの服や紙袋を床に置いてしまうと、それが習慣になりやすいんです。「床に直置きしない」というマイルールを作ると、それだけで部屋が散らかりにくくなります。
キャスターで掃除をラクに
どうしても床に置く必要がある収納や家電は、キャスター付きにするのが便利です。ちょっと動かすだけで掃除機やモップがかけられるので、掃除のハードルが一気に下がります。
浮かせる収納を取り入れる
壁面にフックを付けたり、棚を浮かせて取り付ける「浮かせる収納」も効果的。リモコンやバッグなどを床に置かずに済むので、掃除の手間がぐっと減ります。
6. 掃除のしやすさを優先する工夫
部屋をきれいに保つためには、「掃除しやすい状態」をつくっておくことが欠かせません。掃除が面倒に感じると後回しにしてしまい、その結果どんどん汚れが溜まってしまいます。
掃除用品はすぐに手が届く場所へ
掃除機やコロコロ、ウェットシートなどは、出しやすい位置に置いておくのがポイントです。見える場所でも構いません。「気づいたときにすぐ使える」ことを優先すると、自然と掃除の頻度が増えます。
見えないと忘れる場所は“オープン化”
排水口のゴミ受けなど、カバーで隠れているとゴミがたまっていても気づきにくく、掃除を後回しにしがちです。あえてカバーを外して“見える状態”にすることで、汚れにすぐ気づけて掃除が習慣になります。
手間を省く工夫を取り入れる
フローリングワイパーやコードレス掃除機など、サッと使えるアイテムを常備すると「掃除=大掛かりな作業」という思い込みがなくなります。ワンアクションで掃除できる環境を作ると、片付けと同じくらい自然に習慣化できます。
7. 見た目と実用性のバランス
収納を考えるとき、どうしても「見た目をきれいに揃えたい!」という気持ちが出てきますよね。ですが、実際の暮らしでは見栄えと使いやすさのバランスがとても大切です。
隠す収納 vs 使いやすさ
以前の私は「全部隠してスッキリさせたい」と思っていました。でも、隠す収納は一見きれいでも、取り出しにくいと結局使わなくなったり、出しっぱなしが増えてしまったりします。今は「普段は使いやすさ優先、来客時だけ一時的に隠す」という柔軟なスタイルに落ち着きました。
飾りすぎない、自分ルールをつくる
雑貨や写真など、飾るのは楽しいですが、数が増えると掃除も大変になります。「ここだけ飾る」とスペースを限定すると、見た目もスッキリして管理もしやすいです。
寝室はシンプルに
寝室はホコリが溜まりやすい場所。ベッド以外の家具や物を置かないようにすると、掃除が簡単になるだけでなく、心も落ち着いて眠りやすくなります。
まとめ|散らかりにくい家は“仕組み”でつくれる
部屋をきれいに保つコツは、特別なことではなく 毎日のちょっとした習慣と仕組み作り にあります。
- ものの定位置を決める
- 片付けや処理は「すぐやる」
- ストックを持ちすぎない
- 使う人に合わせた収納を選ぶ
- 床に物を置かない
- 掃除しやすい環境を整える
- 見た目と実用性のバランスを意識する
この7つを意識するだけで、驚くほど散らかりにくく、掃除の負担も軽くなります。
大切なのは「完璧を目指す」のではなく、家族全員が無理なく続けられる仕組みをつくること。一度習慣になってしまえば、自然と部屋はスッキリした状態を保てるようになります。

今日からできる小さな工夫を取り入れて、“片付けや掃除に追われない暮らし”を目指してみませんか?
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よくある質問
- Q家族が片付けてくれないとき、どうすればいい?
- A
家族全員が使うものは「ラベル」や「写真」で定位置を明確にするのがおすすめです。片付けのルールを“見える化”すると、自然と協力しやすくなります。
- Q隠す収納と見せる収納、どちらを優先すべき?
- A
普段は「使いやすさ」を最優先にしてOKです。来客時だけ隠せる収納グッズを用意しておくと、生活感を出しすぎずに済みます。
- Q掃除が続かないときの工夫は?
- A
「ながら掃除」を取り入れるのがコツです。歯磨き中に洗面台をサッと拭く、テレビを見ながらコロコロをかけるなど、小さな行動を積み重ねると無理なく続きます。






