節約がしんどいと感じたあなたへ|気持ちが変わる3つのヒント

シンプルライフの考え方

はじめに|節約が辛くて、泣いた日があった

「節約しなきゃ…」そう思って始めたはずなのに、気がつけば心がどんどん苦しくなって、ついには泣いてしまった——そんな経験、ありませんか?

今回ご紹介するのは、かつて節約に挫折し、「もうこんな思いはしたくない」と思っていた私が、再び前向きに節約に向き合えるようになったきっかけと心の変化です。

当時の私は、仕事を辞めて、夢だった長期旅行を楽しみ、新しい家具もそろえて、満たされたはずの生活を送っていました。でもふと、「このままでいいのかな…将来が不安だな」と、漠然とした気持ちから節約を始めたのです。

だけど、その節約生活は思った以上に辛く、我慢ばかり。お金は貯まっても、心はすり減っていくようで、いつの間にか涙が出ることもありました。

そんな私が、どうしてもう一度節約に向き合えるようになったのか?
この記事では、私自身が実践して効果を感じた「節約マインドの変化」を3つに分けて、わかりやすくお伝えします。

節約が苦しい、続かない、そんな思いをしているあなたにこそ、読んでもらえたら嬉しいです。
無理なく前向きに節約ができるヒントが、きっと見つかるはずです。


1. 不安を手放し「未来から逆算」して目標設定

節約に失敗した最初のころ、私は「将来が不安だから」という理由だけでお金を貯めようとしていました。でも、その“将来”がいつで、どれくらいお金が必要なのか、具体的なことは何ひとつ分かっていませんでした。

なんとなく「老後ってお金かかるんでしょ?」「とにかく貯めなきゃまずいよね」と思ってはいたけれど、数字で見たことはなくて。頭のどこかでは「まぁ、また働けばなんとかなるかな」と楽観的でもありました。

そんな私が変わるきっかけになったのは、パートナーが40歳を迎えるタイミングで、老後資金について本気で計算してみたことでした。

たとえば、65歳で仕事を辞めて90歳まで生きるとしたら、生活費は月いくら必要?年金はいくらもらえる?その差額を埋めるには、今から毎月いくら貯金が必要?——そんなふうに、逆算してみたんです。

出てきた金額は、想像以上に大きくて、正直びっくりしました。でも、それと同時に「なるほど、だから節約が必要なんだ」と腹落ちした感覚もありました。

このとき気づいたのは、節約を「不安だからする」のではなく、「理想の暮らしを叶えるためにする」と考えると、気持ちがまったく違うということ。

目標がハッキリしたことで、「どうせ節約するなら、未来の自分のために気持ちよくやろう」と思えるようになったのです。

ただ漠然とお金を減らす生活ではなく、「この月○万円の節約が、○年後の安心に繋がっている」と思えるだけで、心がぐっと軽くなりました。


2. 自己肯定感が下がらない節約スタイルを選ぶ

節約に失敗した頃の私は、とにかく「無駄を削らなきゃ」と意気込んで、食費も日用品費もギリギリまで削っていました。

たとえば、2人暮らしで食費2万5千円、日用品費1万円。
当時は「本気で節約するなら、これくらい当然」と思っていました。でも実際は、買いたいものを我慢して、使いたい洗剤を安いもので妥協して…毎日が窮屈で、気づけば「また無駄遣いしちゃった」と自分を責めることばかり。

気づいたんです。「このやり方、私には合ってないな」って。

私は、頑張ってもすぐに結果が出ないと落ち込んでしまうし、叱られるより褒められて伸びるタイプ。なのに、「我慢」「制限」だらけの節約をしていたから、どんどん自己肯定感が下がってしまっていたんですよね。

そこで今は、節約の方法をガラッと変えてみました。

具体的には、「食費と日用品費だけ、少しゆとりを持たせた予算」に設定。以前より1万円ほど多めにして、その中でやりくりするスタイルにしています。

「今日は少し余ったから、その分を貯金にまわそう」とか、「先月より上手にやりくりできた!」と感じられるだけで、なんだか嬉しくなるんです。

さらに、毎月の残金を手帳にメモするようにしたら、まるでレコーディングダイエットみたいに達成感が増して、やる気も持続するようになりました。

もちろん、すべての項目にゆとりを持たせすぎると気が緩むので、今はこの2つに限定。でも、必要に応じて柔軟に見直すことも忘れません。

節約は「完璧じゃなくていい」。
ちょっとだけ自分を褒めてあげられるやり方が、一番続くと今では実感しています。


3.「お金持ちなマインド」に触れて価値観が変わったこと

以前の私は、「節約」と聞くだけで、なぜか胸がモヤっとしていました。

苦しい、地味、我慢ばっかり…そんなネガティブなイメージばかりが浮かんで、「どうせまたつらくなるんだろうな」と思いながら取り組んでいたんです。

でも最近、YouTubeで投資やお金に関するチャンネルを見るようになり、価値観が大きく変わりました。
そこで気づいたのは——本当にお金を持っている人ほど、節約上手だということ

私の中のお金持ち像って、「欲しいものは全部買ってる」「高級なものに囲まれてる」ってイメージだったんです。でも実際は違いました。

彼らは、「本当に価値があるか?」を見極めて、不要なものには1円たりとも出さない
ブランドや見栄ではなく、「自分にとって本当に必要かどうか」でお金を使っていたんです。

この考え方に触れたとき、「あれ、もしかして私、今まで真逆のことをしてたかも…」とドキッとしました。

なんとなくで物を買い、安いからとまとめ買いし、後で使い切れずに捨てる。
それって、節約どころか浪費だったんですよね。

でも、この“お金持ちなマインド”に出会ってから、「節約=賢い選択」だと心から思えるようになりました。

今では、「節約する自分って、けっこうかっこいいかも」と思えるくらいに変化しています。

節約はただの我慢じゃなくて、「暮らしを整える知恵」だったんだと気づけたことで、以前のような苦しさはほとんど感じなくなりました。


まとめ|節約が“前向きな選択”に変わった

節約がつらくて、泣きたくなるような日もありました。
「どうしてこんな思いをしてまでお金を貯めなきゃいけないの?」と、自分を責めたこともありました。

でも、そんな私が今では、節約を「将来の自分のためにする前向きな選択」として捉えられるようになったのは、3つの変化があったからです。

  1. **「不安だからやる」ではなく、「こう生きたい未来から逆算して行動する」**こと
  2. **「我慢する節約」ではなく、「自分を褒められる節約スタイルを見つける」**こと
  3. 「節約=つらい」ではなく、「賢くて豊かな暮らしへの第一歩」と考えられるようになったこと

節約って、本当は“自分の人生を大切にする行動”なんだと思います。

無理に節約を続ける必要はありません。
でも、もし今「また頑張ってみようかな」と思えたなら、それは立派な第一歩です。

私の経験が、少しでもあなたのヒントになればうれしいです。


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気になるものがあれば、ぜひあわせてご覧ください。


よくある質問

Q
目標設定してもやる気が続かないときは?
A

長期目標だけでなく、短期のごほうび目標を作ってみましょう。
たとえば「今月5,000円節約できたら、お気に入りのカフェに行く」など、楽しみを小さく設定することでモチベーションを維持しやすくなります。

Q
周囲と比べてしまい、節約がむなしくなることもあります…
A

そんなときは、比べる相手を“他人”ではなく“昨日の自分”に変えてみてください。
節約は競争ではなく、自分の暮らしをより良くするための選択です。小さな達成感を積み重ねることが、心の支えになります。

Q
節約がまた辛くなったら、どうすればいい?
A

一度立ち止まって、「なんのために節約してるんだっけ?」と振り返ってみましょう
そして、今のやり方が合っていないと感じたら、無理せずスタイルを変えるのもOK。節約は「こうあるべき」ではなく、自分にフィットする形で続けていいのです。