【書籍解説】『幸せのリアルな引き寄せかた』|“感じる力”を鍛えて人生が変わる理由

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気づけば「心が動かない日」が続いてしまうことってありますよね。
笑っていてもどこか上の空で、楽しいはずなのに胸の奥が空っぽのように感じる…。
今回ご紹介する『幸せのリアルな引き寄せかた』は、そんな“心の空白”をどう埋めていくのかを、やさしく、そして現実的に教えてくれる一冊です。

実際に、本書には3年前の婚約破棄をきっかけに「幸せの感じ方を失ってしまった」女性のお話が出てきます。
彼女はお仕事を休むほどではなかったものの、表情も感情もどこか固まったまま…。自己啓発の言葉も、自分には届かないように感じていたそうです。

そんな彼女にカウンセラーが伝えたのは、ちょっと意外な考え方でした。
「幸せがわからないんじゃなくて、“幸せを感じる力”が弱っているだけですよ。」
この言葉から、彼女の人生は少しずつ動き始めます。

本書の魅力は、「感じる力」を鍛えるためのステップが、とても具体的で再現しやすいところ。
スピリチュアルでも根性論でもなく、心理学や脳科学に基づいた“日常で使えるメソッド”がぎゅっと詰まっています。

もし今、「私も幸せを感じられるようになりたいな」と思っているなら、この本はきっと心強い味方になります。
まずはサクッと内容を紹介しながら、どんな変化が起こるのか一緒に見ていきましょうね。

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幸せの定義|本書が教える「幸せとは何か」

ページをめくると最初に語られるのが、「そもそも幸せって何?」という、とてもシンプルだけど大事な問いです。
多くの人は「お金」「結婚」「成功」など、外側の出来事と幸せをセットで考えがちですよね。でも本書では、その考え方を少し丁寧にほぐしてくれます。

幸せは“何かを手に入れたときに生まれる感情”ではなく、
『どんな状態で、どんな気持ちでいられるか』という内側の質で決まる。

これが本書の幸せの定義です。

また、心理学の研究でも「年収が高いほど幸せになる」というのは一定ラインまでで、
年収7万5,000ドル(日本の約750万円)を超えると幸福度の伸びはゆるやかになることが知られています。
つまり、たくさんのものを得ることよりも、“どう感じて生きているか”の方がずっと大切なんですね。

そして本書が強く伝えているのは、次のポイントです。

  • 幸せは未来のゴールではなく「今この瞬間」にある。
  • ただし“感じる力”が弱っていると、そこにあっても気づけない。
  • 幸せは追いかけるより、気づくもの。

読んでいて、「あぁ、幸せって外で探すんじゃなくて、自分の感度の問題なんだ」とスッと腑に落ちるはずです。
ここから、どうやって“感じる力”を取り戻すかの実践ステップが始まります。


幸せを感じる力を取り戻す3ステップ

幸せは“外から運ばれてくるもの”ではなく、感じる力が戻ってくることで自然と見えてくるもの
そのために本書では、誰でも今日から実践できる3つのステップが紹介されています。どれも特別な道具もいらず、日常にスッと取り入れられるものばかりです。

1. セルフコンパッション(自分へのやさしさを取り戻す)

セルフコンパッションとは、自分に思いやりを向けること。
「自分を甘やかすことじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、実は真逆で、科学的に“心の安定を作る力”として注目されています。

本書で紹介されているのは、こんなシンプルなステップ。

  • 今の自分をいったんそのまま受け入れる
  • 自分を責めるクセを手放す
  • 小さな優しさを毎日ひとつ、自分に向ける

例えば、鏡を見たときの「おはよう、今日もよく来たね」という一言。
他の人にはやさしくできるのに、自分には厳しすぎる…そんな人ほど効果が出やすい習慣です。
自分との関係がやわらかくなると、不思議と周りとの関係も整い始めます。


2. 自己認識と自己需要(自分を知り、受け入れるスキル)

2つ目のステップは「自分を客観的に知る」こと。
これは才能ではなく、誰でも身につけられる“スキル”として本書は解説しています。

特に効果的なのが、次の3行メモです。

  • ① 起きた出来事と感情
  • ② そのときの考えと行動
  • ③ 次にどうしたいか

これを1日2〜5行で書くだけで、思考と感情のクセが見えるようになり、
「今、私イライラしてるな」「これは不安から来てるな」と気づけるようになります。

さらに本書では、弱みより強みを伸ばすほうが何倍も効率的と語られています。
強みとは“自分では普通だと思っていること”の中に隠れていることが多いんです。

反対に、苦手なことは人に頼ってOK。
誰かに助けてもらうことは弱さではなく、賢さだと本書は教えてくれます。


3. 脳を鍛えて「幸せを感じやすい状態」をつくる

最後のステップは“脳のトレーニング”。
感情をコントロールする前頭前野は、筋肉と同じで、使うほど発達していきます。

本書では、幸せを感じやすい人が実践している6つの習慣が紹介されています。
中でもポイントなのが…

  • 小さな願望は「いつやる?」まで決める
  • やりたいことは忘れないうちに即メモする
  • スーパーで100〜300円の“ちいさな幸せ”を探す

特に「やりたいことノート」は効果が大きく、書くだけで行動が変わりはじめます。
脳は“いつもの習慣”以外のことをすぐ忘れてしまうので、気になった瞬間に記録しておくことが大事なんですね。


行動を加速させる“道具”の力

ここまでのステップを読んで、「やってみたいけど続くかな…」と不安になる方もいるかもしれません。
そんなときに頼れるのが、“行動を習慣に変えてくれる道具”です。

本書で紹介されるメソッドのなかでも、特に大事なのが
・感情と思考をメモすること
・やりたいことをすぐ書き留めること

の2つ。
これをラクに続けるために、デジタルノートを使うと驚くほどストレスが減ります。

紙のノートも素敵ですが、「思いついた瞬間にサッと書ける」「探さなくてもすぐ開ける」という点では、デジタルの方が習慣化との相性が抜群なんです。


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ペン入力の書き心地が自然で、手帳のように気軽に開けるので、
“書く習慣”を育てたい人にぴったりの1台です。

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「やりたいことノート」「感情と思考メモ」「小さな願望リスト」など、本書のメソッドをすべてまとめられるので、続ける力がぐっと高まりますよ。


3ヶ月後に起きた変化|小さな一歩が“生きる力”を取り戻していく

本書で紹介されている女性のケースは、とてもリアルで勇気づけられるものです。
彼女は特別なことはしていません。
ただ、「小さな一歩」を丁寧に積み重ねただけ。
それでも、3ヶ月後には驚くほど大きな変化が訪れます。

● 外見を整えたことで、自信が戻り始めた

まず始めたのは、ほんの小さなセルフケア。
髪を整えたり、気に入った服を一着買ったり…。
たったそれだけのことなのに、周りの反応が変わり、
「私、大事にされていいんだ」という感覚が戻ってきたそうです。

● ずっと行きたかった京都へ、ひとり旅を実行

「いつか行きたい」をやめて、「いつ行く?」に変えたら、行動が一気に軽くなったとのこと。
ひとり旅を通して、“自分で決めて動く自由さ”の楽しさを思い出します。

● 仕事の場面でも変化が。会議で意見が言えるように

もともと控えめで発言が苦手だった彼女。
でも、挨拶を大きめに言う練習や、日々のセルフコンパッションで気持ちが安定し、
会議でも自然と意見が言えるように。
上司から「頼りにしているよ」と言われて、仕事が前より楽しく感じられたそうです。

● 小さなことで幸せを感じる感度が戻ってきた

スーパーで好きなお菓子を買ったとき。
公園で桜を見たとき。
そんな何気ない場面で、ふっと心が温かくなる瞬間が増えていきます。
失っていた“幸せを感じる力”が、確かに戻ってきた証拠ですね。

● 資格取得や交友関係にも前向きな変化

やりたいことノートに書いていたExcelの資格を無事に取得
それに加えて、友人との交流も自然と増え、心の世界がゆっくり広がっていきました。

● 過去の婚約破棄を「現在の自分につながる経験」と再定義

一番大きな変化は、つらい過去への見方が変わったこと。
「なんであんなことが起きたんだろう…」という重い感情が、
「あの経験があったから今の自分に出会えたんだ」
という、やさしい言葉へと書き換わっていきます。

たった3ヶ月でも、人はここまで変われる。
その変化を見ていると、本書のメソッドがどれだけ“現実的で、誰にでも再現できるか”がよくわかります。


まとめ|幸せは“特別なもの”ではなく、毎日の中にそっとある

『幸せのリアルな引き寄せかた』が教えてくれるのは、
幸せは遠くのゴールではなく、いつも私たちのすぐそばにある
ということでした。

大きな成功やドラマチックな出来事よりも、
ふと心がゆるむ瞬間や、小さな一歩を積み重ねる毎日のほうが、
人生をじんわり変えていってくれます。

そして何より、幸せを感じる力は鍛えられるという事実。
この言葉は、落ち込んでいるときほど心強い味方になりますよね。

自分にやさしくすること。
気持ちをメモして整理すること。
小さな願望を叶えてあげること。
そのどれもが、未来のあなたにつながる大切な習慣です。

もし今、「私も変わりたいな」「ちょっと前向きになりたいな」と思っているなら、
本書はきっとあなたに寄り添ってくれるはずです。
気負わず、できるところからやってみましょうね。

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もっと幸せや習慣づくりについて深く知りたい方へ、今回の記事と相性の良いおすすめ記事をまとめました。気になるものから読んでみてくださいね。


よくある質問

Q
「幸せを感じる力」と「自己肯定感」は同じものですか?
A

似ているようで、実は少し違います。
自己肯定感は“自分をどう評価しているか”、
一方で「幸せを感じる力」は“日常の小さな喜びに気づけるか”の感度です。
どちらも影響し合うので、セルフコンパッションを続けることで両方がゆっくり育っていきます。

Q
セルフコンパッションがどうしても苦手です…どうすれば?
A

最初はうまくできなくて当たり前です。
いきなり大きな言葉をかける必要はなく、
「今日はよく頑張ったな」と一言つぶやくだけでもOK。
気持ちがついてこない日は、深呼吸ひとつでもセルフコンパッションの一種としてカウントして大丈夫ですよ。

Q
本当に3ヶ月で変化が出ますか?
A

もちろん個人差はありますが、
「気づく → 書く → 小さな行動をひとつ叶える」
というリズムができてくると、確実に心の動きは変わっていきます。
本書の女性のように、外見・感情・行動が少しずつ明るい方向へ向かうケースはとても多いんです。
焦らず、できるところから始めてみてくださいね。