はじめに|「また散らかった…」を繰り返さないために
せっかく片付けたのに、気がつけばまた散らかってる…。
そんなふうに感じたことはありませんか?
「ちゃんと片付けたい」「キレイを保ちたい」そう思って行動しても、数日後には元通り。
そのたびに「なんで続かないんだろう」と自分を責めてしまう…。私自身、そんな日々を何度も経験してきました。
でも、あるとき気づいたんです。
“一度に完璧に片付ける”ことよりも、“日々ちょっとずつ整える”ことの方が大切なんだって。
この気づきから、少しずつ自分に合った習慣を見つけていきました。
すると、自然と部屋が散らかりにくくなり、片付けも苦じゃなくなってきたんです。
この記事では、そんな私が実践している
**「無理なく部屋をスッキリ保つ6つの習慣」**をご紹介します。
「すっきりした部屋で気持ちよく暮らしたい」
「片付けが苦手だけど、なんとかしたい」
そんな方にこそ、届けたい内容です。
1. 季節の変わり目を「持ち物見直し期間」にする
私たちの暮らしは、季節とともに少しずつ変化しています。
着るもの、使うもの、過ごし方も、春夏秋冬でガラッと変わりますよね。
そんな“季節の変わり目”は、持ち物を見直す絶好のタイミングです。
たとえば春。クローゼットの中に冬物がまだ残っていたら、
「今シーズン1回も着なかった服、あるかも?」と気づけるチャンス。
秋なら、冷房グッズや夏用のレジャーアイテムを見直すいい時期です。
「来年も使うかな?」と立ち止まって考えるだけで、不要なモノが自然と見えてきます。
ポイントは、「一気に全部やろう!」としないこと。
クローゼットを丸ごと片付けるのはハードルが高いので、
**「今日は洗面所だけ」「今週は冷蔵庫をチェック」**など、小さな場所に絞るのがコツです。
たとえば、
- 使っていないヘアアイロンが洗面台の下に眠っていたり、
- 賞味期限切れの調味料が冷蔵庫の奥に残っていたり。
そういう“季節外れのもの”に気づけると、自然と持ち物がスッキリしていきます。
そして何より、新しい季節を気持ちよく迎えられるという嬉しいおまけも。

「気分を切り替えたいな」と思ったら、
ぜひ季節の変わり目を“ゆるやかな見直し期間”にしてみてくださいね。
2. 生活感の見えるアイテムを意識的に隠す
なんとなく部屋がごちゃっと見える…。
そんなとき、意外と原因になっているのが「生活感のあるモノたち」です。
たとえば、
- スーパーのビニール袋
- 読みかけのチラシ
- 使いかけの薬や文房具
- リモコンやケーブル類
こうしたものがテーブルやカウンターに出しっぱなしになっていると、
それだけで雑然とした印象になってしまいます。
私自身、以前は「使うから出しとくのがラク」と思っていました。
でもある日、ふと部屋を見回してみると——視界に“ごちゃごちゃ”がたくさんあることに気づいたんです。
そこで始めたのが、まずは「見える場所」から整えるということ。
たとえば:
- リモコンはシンプルなケースにまとめて収納
- 薬やメモ帳は「取り出しやすく・戻しやすい」引き出しにセット
- 買い物袋は畳んでカゴにまとめる
すると、同じモノがあるのに**「部屋がすっきり見える」**ようになりました。
さらに面白いのが、
少しでも物が出ていると気になるようになったこと。
“きれいな状態”に慣れてくると、自然と手が動くようになるんです。
これは「片付けなきゃ」と気合を入れるよりも、
“きれいをキープしたい”という気持ちが自分の中に育ってきた証拠かもしれません。

目につきやすい場所から少しずつ始めて、
“生活感”をコントロールしていく習慣、ぜひ試してみてくださいね。
3. 収納スペースではなく「持ち物の量」を調整する
片付けの本やSNSを見ていると、
「収納グッズを使ってスッキリさせよう!」というアイデアをよく見かけますよね。
私も以前はその考えで、
収納ケースやラックを増やして、なんとか整えようとしていました。
でも、どんなに工夫しても——すぐにパンパンになってしまう。
追加しても、また満杯。
「もっと収納があれば…」と、ずっと“収納不足”の悩みに追われていたんです。
そんなとき、ふと思ったのが、
**「そもそも、持ち物が多すぎるのかも?」**ということ。
そこで視点をガラッと変えてみました。
▷ 「収納に合わせて持ち物を減らす」という逆転の発想
引き出しのサイズや棚の容量に合わせて、
「ここに入る分だけしか持たない」と決めてみたんです。
すると、びっくりするくらい暮らしがラクになりました。
なぜなら、本当に使うもの・好きなものだけが残っていくから。
しかも、「足りないから買う」のではなく、
「今あるもので十分」と感じられるようになるんです。
これって、モノの問題だけじゃなくて、
自分への満足度や安心感にもつながっていく不思議な感覚でした。
いまでは、
- 収納スペースが足りなくなったら、まず“見直す”
- 「本当に必要?」と自分に問いかける
そんな習慣がすっかり定着しました。

収納グッズに頼るよりも、持ち物の見直しが最大の片付け術になる。
ぜひ一度、あなたの家でも試してみてくださいね。
4. 「買い物基準」を自分で決めておく
「セールだったからつい…」
「なんか便利そうだったから…」
そんなふうに買ったけど、結局あまり使わなかったもの、ありませんか?
私はよくありました。
最初はワクワクして買ったのに、気づいたらしまい込まれたまま。
「いつか使うかも…」と思いながら、手放せずにずっと残っている。
そんな失敗が続いたことで、ようやく気づいたんです。
買う前が一番楽しい買い物って、結局使わないことが多いってことに。
それからは、「買う前のひと呼吸」を意識するようになりました。
▷ 自分だけの“物差し”を持つ
たとえば、買う前にこんな質問を自分にしてみます。
- これは家のどこに置く?
- 何と一緒に使う?
- 今すぐ必要? それとも、似たようなものをもう持ってる?
これを繰り返しているうちに、
「欲しいけど、買わなくても大丈夫なもの」が自然とわかってくるようになりました。
結果的に、
- 衝動買いが減る
- 後悔が減る
- 部屋も散らからない
という嬉しいループが生まれました。
“なんとなく”ではなく、“自分なりの基準”で選ぶ習慣ができると、
モノとの付き合い方がグッと楽になりますよ。

これからは、店頭やネットで何かを見つけたときも、
「家に迎える基準」を思い出して、じっくり選んでみてくださいね。
5. 欲しい物リストを2つに分けるテクニック
「これ欲しいかも!」と思ったとき、
すぐに買う?それとも保留にしますか?
私は以前、思いついたらその場で買ってしまうタイプでした。
でもそれが、モノを増やしすぎたり、使わないまましまい込む原因に…。
そこで始めたのが、“欲しい物リストを2種類に分ける”という習慣です。
▷ リスト①:生活必需品リスト
これは、生活に必要なアイテムを書いておくリストです。
たとえば:
- 食器用洗剤
- トイレットペーパー
- 替えの歯ブラシ など
日常的に使っているものを、減ってきたらメモしておきます。
買い物に行くときにこのリストをチェックすれば、ムダ買いも防げて、買い忘れもナシ!
▷ リスト②:ちょっと贅沢な欲しい物リスト
こちらは、今すぐ必要じゃないけれど「気になるもの」を書くリストです。
たとえば:
- 新しいマグカップ
- おしゃれな収納ケース
- 気になる美容グッズ
ここでのルールはただ一つ。
**「3ヶ月寝かせる」**こと。
リストに書いたら、いったんそのまま。
3ヶ月たったときに見返してみて、
「やっぱり欲しい!」と思ったら、買ってOK。
でも不思議なことに、多くはこう思うんです。
「あれ?なんで欲しかったんだっけ?」
これで、本当に必要なものだけを選べるようになっていきます。

そして、時間をおいてもなお「欲しい」と思えたものは、
買ったあとも後悔しないし、長く大切に使えるようになりますよ。
6. 片付けに「完璧」を求めない
「どうせやるなら、きちんと全部きれいにしたい」
そんなふうに思って、つい片付けのハードルを自分で上げてしまうこと、ありませんか?
私もよくありました。
「ここもやるなら、あっちも全部出して…」なんて考えているうちに、
気づけばやる気がなくなって、結局何も手をつけられない。
そんな経験を繰り返したある日、ふと気づいたんです。
「完璧」を目指すほど、手が止まってしまう。
だから今は、こう考えるようにしています。
「最初から50点でOK!」
▷ 仮でもいい、途中でもいい
たとえば、
- とりあえず1か所だけ片付ける
- 本の位置をちょっと変えてみる
- 使ってないモノを1つ手放す
たったそれだけでも、「動いた」という実感が生まれて、
自然と次の行動につながっていきます。
「ここ、まだ変かも…」と感じたら、またあとで調整すればいいんです。
“仮置き”でもいいと思えると、気軽に動けるようになります。
▷ 「手を洗うように片付ける」感覚で
片付けを特別なイベントにしなくていい。
ちょっとしたすき間時間で、ちょっと整える。
そんなふうに、生活の一部として手を動かせるようになると、無理なく“すっきり”が保てるようになります。
きれいな部屋は、一度作れば終わりではなくて、
“日々のお手入れ”で育てていくもの。

完璧じゃなくていい。
むしろ「まあまあキレイ」が、長続きのコツなんです。
まとめ|少しずつ整えることが、美しさを保つコツ
「片付けても、すぐに散らかってしまう」
「きれいな部屋をキープしたいけど、うまくいかない」
そんな悩みを抱えていた私が、無理なく“すっきり感”を保てるようになったのは、
完璧を目指すのではなく、日常に馴染む習慣をつくったからでした。
もう一度、今回ご紹介した6つの習慣をおさらいします。
- 季節の変わり目を「見直し期間」にする
- 生活感のあるモノを目立たせない工夫をする
- 収納よりも“持ち物の量”を見直す
- 「買い物の基準」を自分なりに決めておく
- 欲しい物リストを2つに分け、時間を置く
- 片付けに「完璧」を求めず、まずは動く
これらの習慣を日々の暮らしに取り入れるだけで、
片付けは“やらなきゃいけないこと”から、“自然と手が動くこと”へと変わっていきます。

まるで庭のお手入れのように、少しずつ整える。
その積み重ねが、あなたらしい心地よい暮らしをつくってくれるはずです。
よくある質問
- Q片付けの習慣って、どれくらいで身につきますか?
- A
最初の数週間は「ちょっと意識して頑張る期間」が必要かもしれません。
でも、毎日ほんの数分でも「手を動かす」ことを繰り返すと、自然と体が覚えてきます。
目安としては、1〜2ヶ月で“無理なく続けられる感覚”が生まれてくる方が多いです。
焦らず、自分のペースでゆるやかに慣れていきましょう。
- Q家族が協力してくれません…。どうしたらいいですか?
- A
家族全員が同じペースで片付けに向き合うのは、なかなか難しいものです。
まずは、「自分のスペースだけ整える」ことから始めるのがおすすめ。
スッキリした空間を見せることで、じわじわと周囲の意識も変わってくることがあります。
また、収納方法をシンプルにして「戻しやすさ」を重視すると、家族も自然と片付けに参加しやすくなりますよ。
- Q思い出の品や高かったものがなかなか手放せません…
- A
とてもよくわかります。思い出や金額があると、手放すのにためらいが出ますよね。
そんなときは、「今の自分にとって必要か?」を基準にしてみてください。
また、「写真に残してから手放す」など、気持ちの整理ができる方法を取り入れるのも◎
無理に捨てなくても、“仮の保留箱”をつくって時間をおいて判断するのもひとつの手です。






